家づくりの想い
なぜリフォーム会社が新築を始めたのか?そのきっかけをぜひ知って下さい
その1、構造についての疑問
リフォームでお施主様のお宅にお伺いする場合、 当然ですが、その家は別の工務店が建てていて、 私どもは初めてその構造を見ることになります。 柱の位置であったり、梁(横架材とも言って、 上からの過重に耐えるための大切な材料です)の 大きさであったり、 「自分ならこんな風に設計するのになぁ。」 という現場にもよく出くわします。
私どもに来るリフォームの相談は、 どちらかというと間取りを変更したり、 空間を大きくしたりといった大規模なリフォーム工事 (最近ではリノベーションといいます) が多くなっています。 そのため、最初の構造の設計で 将来まで考えてこうしておいてくれたらなぁ…、 というケースがとても多いのです。 それは、決して複雑な難しいことではなくて、 むしろ単純化して、ベースとなる部分の柱と梁の 組み合わせを設計しておけば、あとあとの自由度が 非常に大きくなるのです。
特に、人生の中では新婚ホヤホヤで お友達も遊びに来たりとにぎやかな時期、 子育てが忙しくなって子供部屋も必要になる時期、 子供も巣立ち第二の人生をご夫婦で楽しむ時期、 と、家の間取りや必要となる装備も変わってきます。 最初から、その辺の事をある程度考慮して 構造の設計をしてあればいいだけなのですが、 そうでない住宅のなんと多いことか! そんなところから、 何度も依頼を受けてきたリフォーム会社なら 将来的な間取りの変化なども考えた 構造の設計がご提案できると思ったのです。
その2、リフォームで提案していたメンテナンスしやすい仕上げ材
リフォームの際に一番よくあるのが、仕上げ材を新しくする工事です。 内装工事、外壁工事どちらもあります。 これはやはり、せっかく暮らすからには壁や天井はきれいなほうが気持ちいい、 外壁もいつもきれいな方がうれしい、といった心の表れだと思います。
そんな中、色々な仕上げ材を探しながらその時々で一番いいと思うものを ご提案してきたわけですが、それでも施工のしやすさであったり価格的な面から、 内装であればビニールクロス、外壁であればサイディングと呼ばれる材料が 主体となっていました。
実は、長い目で見ると塗り壁材のほうが、そこに暮らすご家族にとっても 家そのものの構造にとっても色々なメリットがあります。 しかしながら、これまでの商品では、どうしてもデメリット部分の方が勝ってしまい、 なかなかお薦め出来ませんでした。
ところが、最近は技術も進歩してきまして 「これなら皆さんにお薦め出来る!」という塗り壁材が出てきたのです。
リフォームをしたあと、 極力メンテナンスの手間が掛からないということは、 当然長くきれいに使っていただけるということにつながります。
リフォームでいい仕上げ材なのですから、 新築で最初から使っていただければ、なおいいに決まっているわけです。
塗り壁であれば一棟一棟 個性的に建てる事も出来ますし、 本当に世界に一つしかないあなただけの家を造ることができるのです。
極力メンテナンスの手間のかからない施工サービス
その3、尾鷲檜との出会い
日本の木造住宅の中での一番のブランド材といえば、 やはり『檜』とお答えになる方が最も多いようです。
私自身もそう思いますし、「我が家は、柱も梁もオール檜なんですよ。」などと紹介されると、 相当高いんだろうなぁと思ってしまいます。
いつかはそんな住宅も提供できるような会社になりたいなぁ、と思ってはいましたが、 産地から直接仕入れる事も簡単ではないですし、まだまだ遠い将来の目標だなと思っていました。
ところが、東京にある住宅コンサルティング会社との出会いで、 それが一気に実現できることになりました。 この会社は全国に1000社以上の会員さんがいる、 それこそ本当に全国の工務店さんが頼りにしている会社です。 そこの紹介で、尾鷲檜を取り扱えるようになったのです。
尾鷲檜(おわせひのき)とは…
「えっ、尾鷲檜って何?」という方も多いと思いますので、 簡単にご説明しますね。
『尾鷲』はその産地の名称ですが、 三重県紀州、紀伊半島中央付近にある尾鷲市がその産地です。 最近だと世界遺産にもなった熊野古道がすぐ近くの地域です。
リアス式海岸で山が海岸のすぐ近くまで迫る地形で、 岩も多く、また雨の量も日本有数の森林となります。 (3年前の豪雨では一晩になんと1000mmもの雨量を記録したそうです)
そんな私たちから見たら、林業には とても厳しいと思われる環境で育てられた檜には、 非常に油分が多く粘り強い檜が育ちます。
また、栄養分の乏しい土壌で何十年も計画的に 間伐を行って育てられた尾鷲檜は、 年輪の密度も非常に詰まっていて、 比重の大きい本当に丈夫な材料です。
象徴的なエピソードを紹介しますと、 関東大震災の時未曾有の大災害で東京は焼け野原になりました。 しかし、そんな中でも倒壊しないで残った木造住宅がありました。 その家に使われていたのが、この尾鷲檜だったのです。
ですから、東京の材木問屋の間でも尾鷲檜は有名な材料なのだそうです。 また、紀州と言えば、江戸時代紀伊国屋文左衛門が船で運んだ 紀州ミカンの逸話が有名ですが、実際江戸との交易が盛んだったようで、 そのころから尾鷲檜も江戸に届いていたそうです。
そして、当時から計画伐採、植林というものを行って今につながっており、 400年もの歴史のある檜の産地であり続けているのです。
このような素晴らしい材料を産地直送で提供できるようになったことで、 新築も始めようという気持ちは一気に高まりました。
実際に尾鷲に行って、そこの材木屋さんにもお会いして色々と見せて頂きました。 その話の中で盛り上がって、 「お施主さんが実際に見にきて、あの檜を大黒柱に使いたいって選んでくれたら、 それを目の前で伐採して、お届けしますよ!」 なんてこともおっしゃって頂いたんです。
家づくりには『感動』がとても大切だと常々思っています。 感動が大きければ、家に対する愛着もわきますし、 長く大切に住んで頂けるものと考えるからです。 この尾鷲檜を本当の意味で産地直送して頂ければ、 お施主様はとっても感動されるだろうなぁとワクワクしてきます。 建てる前には是非一度、一緒に尾鷲檜に会いに行きましょう!
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